何度見ても考えさせられる。そんな本。
人生はたった一つの小さなきっかけで変わっていく。
みんなにもあれがあったから今の自分がいる、と思っている人もいるだろうし、人の人生を変えるものは人それぞれであることでしょう。
僕は『One World』という本に出会って人生の考え方や生き方に新しい見解を得て、自分のこれからの人生について改めて考える時間を作ることができました。
働く=誰かを喜ばせること
みなさんは就職先やアルバイト先を決めるときになにを判断材料にしていますか?
僕だったら通勤時間や仕事内容だったり休暇の取りやすさですかね。あと、給料や時給は必ずと言っていいほど見てしまいます。
しかし、この本を読むとそんな考えで決めていたことに対して後悔しました。
同じ時間で同じお金を得ることになるなら必要最低限のことをやってあとは楽をしてなんとなくこなしていく人が多いと思います。
実際僕もそうでした。
きっとだれもが誰かのために働いて必要じゃないことを率先しても得られるものは同じなんだからと言ってなにもしない。
しかし、今日は10人にありがとうと言ってもらおう。そして、明日は100人にありがとうと言ってもらおう。
こんなことを考えると仕事に対する姿勢だったりやりがいというものが変わってきます。さらにきっと、同じ時間で得られるものは時給よりも何倍も価値があるものだとこの本は教えてくれます。
これを実行した人全員が同じような結果が得られるわけではありません。
しかし、大事なのは何を得たかではなく何かを得るために何をしたかだと思います。
めんどくさいことを自ら実行し、さらにそれを続けていくことは簡単ではありません。
ですがこれをやっていくうちにおのずと自分が求めるものを手に入れることができると僕は信じています。
今書いたことはこの本のほんの一部で、ほかにも色々考えさせられるようなことが書いてあるのでぜひ読んでみてください!
この『One World』の著者である喜多川泰先生は他にも生き方の参考になるような本を執筆されていれるので、ぜひ一度読んでみることをおススメします。